2011年
11月
25日
金
以前に友人から「無添加住宅」のパンフレットや本をいただきました。
ずっと読んでなかったのですが(汗)ふと思い出して読んでみると、住宅と健康って密接につながっているんだなあと改めて思いました。
賃貸住宅を提供する上で、入っていただく方たちの健康を重視していかないと、と思いました。賃貸住宅だけでなく、自宅も無添加住宅ではないので多少気にはなりますが・・(汗)
無添加住宅では、断熱材に炭化コルク、防腐剤や塗料に柿渋、接着剤や集成材に米糊や寄木が使われ、フローリング・建具には無垢材が使用されているようです。
完璧というか、ホントに徹底しているなあと驚きました。
無添加住宅は、食べれる家ともいわれるほど安全らしいです。
ひとつひとつ手が込んでいて、全ての素材が生きているという感じがします。
例えば、無垢材のフローリングや建具では、木もやはり生きているので水分を吸ったり出したりするし、漆喰の壁も同様なので、調湿効果があります。
そういう生きている木の上に塗料を塗ってしまうと水分を吸ったり出したりできなくなり、調湿効果もなくなって木の生命がなくなってしまうのでしょう。
無垢材は、夏はひんやり涼しく、冬はじわっと暖かいそうです。
天然のものってすばらしいですよね。
現在計画している賃貸住宅では、少し無添加住宅の要素を取り入れて壁を漆喰にできたらいいなあと検討しています。
全て取り入れるのは今のところ難しいので壁だけでも、と。
壁が生きているって気持ちいいと思います。
以前に進和建設さんのモデルハウスを見学しに行った時に珪藻土の壁を見ましたが、雰囲気もすごく良かったし空気が気持ちよかったのでいいなあと思っていました。
これからも住宅のことをもっとよく勉強して、よりよい賃貸住宅を提供できたらと思っています☆
友人にいただいた本。
著者は秋田憲司さん。
木の選び方や菌の話などすごく詳しく書かれています。